in 雑記
Dragon zakura
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私が高校生のときに、この番組が放送されていれば
また違った道を歩めたのかもしれない。
最近ネガティブでさ。
世の中っていうか、社会全体にイライラしてきてね。
理不尽なことが多すぎるんですよ、ホントに。
そんなとき、アベカン目当てで借りた「ドラゴン桜」。
放送当時は全然見てなかったし、ジャニ山下が出てる時点で
全く興味なかった。
若手ジャニタレが主演を務める場合、そのタレントが
最高にカッコイイキャラとして、都合良く描かれるからだ。
よく聞かされたよ。
確かに見ると、その通りだったし
原作と登場人物のキャラが少し違う。
でも肝心な部分はそこじゃなくて、
作品のメッセージ性にありますね。
アイロニーというかサーカズムというか
ジェイン・オースティンも真っ青な
ダイレクトすぎる社会批判が痛快です。
弱者の心理を良い方向に利用しているので
何か悩んでたりとか、落ち込んでいるときに見ると
あっさり励まされる。
夢やら希望を失いかけている大人達、
私もまさにその一人ですが
そういう社会人にこそ、オススメだね。
「このままではイカン」ってなるよ。
そして当時まだ「期待のルーキー」程度の長澤まさみや
新垣結衣、サエコ、中尾なんとかが脇役で出演しているのも
今見ると新鮮。