BARI-3-KENGAI

イラスト・ゲームレビュー・雑記。脇役敵役偏愛。名族の威光に平伏すが良い!

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天界編・序奏

愛の小宇宙、ラブストーリー仕立て。内容も大人向け。私は好き。

聖闘士星矢 天界編 序奏 ~overture~ 聖闘士星矢 天界編 序奏 ~overture~
荒木伸吾、姫野美智 他 (2004/09/24)
バンダイビジュアル



個人的総合評価:★★★★☆


今更初めて観ました。星矢映画は、基本面白くも何ともないのですが
今作は今までに比べれば、過去最高級ではないだろうか?好みの問題?



■一度見た直後のストレートな感想

・悪くない
・植物状態の星矢、復活早っ!
・邪武、お前何やってんだよ
・ラスト星矢が素っ裸、しかも局部にモザイク
・水も滴るいいアテナ、しかしあれで13歳は無い
・素っ裸黄金聖闘士の悲しい末路に涙
・結局星矢の元に、他の青銅は誰も集まらなかったね
・こういう終わり方もイイ、でも物足りない
・映像が素敵
・肝心なところを省略しすぎ。フォローしてくれ、フォロー!
・もう、星矢と沙織の物語になってしまったな…
・続編!続編!


■登場キャラ

・星矢(9割方彼が占める。ラストは素っ裸)
・アテナ(同上)
・黄金聖闘士(全員素っ裸、台詞はシオン・童虎のみ)
・シャイナ、邪武、ヒドラ(三人セット。存在意義が不明)
・瞬&一輝(台詞はあるが、殆ど出番なし)
・氷河&紫龍(台詞はほぼ皆無、殆ど出番なし)
・魔鈴さん(弟との再会を果たすが、微妙に省略気味)


■批評1

別に世間が激しく批判する程、酷い作品ではありません。
かつての星矢映画とは一線を画する、ややビターな作りで
子供が観て「面白かったぁ~」とは決して言わない、言わせない。
何度か観ることで、じっくりと味わう大人向け作品です。
philosophicalなメッセージが、節々に垣間見られる。
映像もクオリティー高し。

今までのように「技」「キャラクター」「黄金聖闘士」「奇跡の小宇宙」で
ワーキャー楽しむ作品ではありません。
メッセージを、ストーリーを、そして空気で全てを語る作品。
従来の直球勝負ではないので、考えながら楽しむ。心に響きます。


全般的にクールで、暑苦しさを感じさせない雰囲気が、私的に好感触。
哀愁と絶望を漂わせる作中の空気が、言葉になりません。
それほどに、今回の敵は偉大すぎたのだ。

今回の敵は、戦闘中にカッコワルイ技名を叫んだりしませんので
クールに徹して敵を討つ」という言葉がピッタリ。
変に叫ばれても、観ているこっちが恥ずかしいですからね。
撃つ度に、いちいち「りゅうせいけ~ん!」とか言われても困ります。


レビュー等で、過去の作品を引き合いに出し、散々叩いている輩は
よほど昔の「聖闘士星矢」に陶酔しているのでしょう。
(ハーデス編未完結の状態で上映された、ということもあるが)
これは、新規声優陣への批判と同じことが言えます。頭を冷やしなさい。

個人的な星矢観を大切にしたければ、悟りを開くのも一興。
この作品は、正式な「冥王ハーデス編」の後日談なのだから。


■あらすじ

簡単に言ってしまえば「冥王ハーデス編の続編」になりますが
ハーデスとの死闘が描かれた「エリシオン編」が省かれているために
予備知識が乏しいと、何のことやらサッパリわからないでしょう。

今作はテーマ的に「星矢とアテナ(沙織)」の関係が軸になっていますが
「魔鈴とイカロス」「イカロスとアルテミス」という、何気に重要な
要素も入り混じっているので、それぞれを対比すると面白いかもしれない。



▼もうちょっと詳しく▼




■批評2(というか、駄文形式のあらすじになってしまったorz)

今回の敵は、アテナの姉・アルテミス、そして最後の最後に
登場することになる、兄・太陽神アポロンです。
かつての神々をも凌ぐ、究極にして最大の敵ともいえるでしょう。

アルテミスは、部下である「天闘士」(エンジェルと読ませる)3人に
かつて多くの神々を倒してきたアテナの聖闘士たちを粛清すべく、抹殺を命ずる。
…と、ここまではお約束の展開。天闘士といっても、どうせしょーもない
雑魚だろ、と思いきや


恐ろしく強い


今までと違い、「とんでもないものを敵に回している」という印象。
小宇宙さえ最大限に高めれば、何とかなる」という「お約束」が
感じられなかった。だからこそ、今までにない展開で新鮮でした。

巷では「青銅弱すぎ」の声が聞かれますが、相手が強すぎるだけです。
今までのしょーもない敵とは、スケールが違います。
寧ろアテナさえも恐れる「神」を相手に、人間が根性で敵うとなれば
その方が萎える。


ようやく登場した氷河と紫龍は、静寂な雰囲気の中、既に倒されており
(結局二人で相打ちに持ち込んだが)
瞬も一輝も、一方的にやられる始末(連携プレーで何とか撃破)
頼みの綱である「サジタリアスのクロス」もありません。

黄金聖闘士は全員、冒頭でギリシアの神々により魂を封印され
彫刻と化してしまいます。これは結構ショッキングでした。


天闘士で唯一の人間」(他の二人は非人間)というイカロス(斗馬)は
魔鈴さんの弟ということで、姉弟エピソードが絡んできます。

ハーデスの呪いにかけられた星矢には、もはや成す術なし。
意識は取り戻したものの、フラフラ歩いているだけで精一杯。
聖域で何故か登場した、シャイナ軍に訳もわからず一方的にリンチされ
(ただし邪武の腹パンと蹴りは、星矢にはノーダメージ)
道中対峙したイカロスには、抵抗するものの、あっけなく倒される。


終盤、アテナのフェイクのおかげで、ハーデスの呪いが解け
星矢が完全復活。対戦相手である斗馬を、変な穴へ吹っ飛ばしますが
その場にいたらしい魔鈴さんが、颯爽と助ける。

長年放置プレイしてきた弟との美しき姉弟愛、もはや何も言うまい。
一方の星矢は、アテナ…つーか、沙織さんの事しか考えていない。

※「沙織さん命!」といえば「邪武」が有名だが、この作品内で登場する彼に
その面影は微塵もない。それでもかつての馬か!恥を知れ、恥を!
全てはアルテミスの命令」(シャイナ談)とあるが、まるで理解できん。



過去の経験から「神になってやる」とホザいていた斗馬は
「人」としての自分を振り切ることができず、アテナを庇う形で
アルテミスの放った矢を受け、倒れる。


そして最後。アテナでさえ怯える実兄「アポロン」が登場する。
ワイバーンのラダマンティスが、美容院で髪を赤く染めたような風貌。

いつも通り小宇宙を燃やし、素っ裸で拳を向ける星矢だが
(いつの間にかアテナもヌード)最後の拳を振りかざした瞬間
突然画面が暗転し、意味深なテロップと映像が流れる。
アポロンの手によって、星矢と沙織さんの記憶が完全に消されてしまった。
(クレジット後半、謎の聖衣を纏った星矢が、アポロンに一矢報いる描写がある)


本編ラストの余韻が悲しい。


どうでもいいが、クレジットラストの「おわり」の平仮名を見て萎えた。
「END」とか「fin」とか、もっと雰囲気に合った横文字使え。


…さて、残りの青銅聖闘士は一体どうなったんだ。
最後には意識を取り戻していたので、普通に生きているでしょうし
一人旅を続ける星矢と、一般人と化した沙織さんもいますからね。
だからこそ、続編を期待したい。


所々かなり端折られているので、非常にわかりにくいです。
一回観ただけで完全に理解しようとするには、少々面倒臭い。


神に抗う人間の苦悩を、今更とはいえ、程よく表現されています。

この天界編、ファンが何を求めているのかで、評価が割れる。
成程なぁ、と思いました。私は結構満足しています。
ただ、やはり諸々説明不足の感が否めません。




長文になってしまった。後悔はしていない。
今日までの課題をやっていない。やはり後悔している。



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